内部まで成分を届ける

揉み込む意識を持つ

シャンプーをしたあとにトリートメントをすると思いますが、その前にある程度の水分を取り除いてください。
しかしドライヤーを使って、本格的に髪の毛を乾かす必要はありません。
タオルで全体の水分を吸収し、髪の毛から水が滴らなくなったらトリートメントに臨めます。
そして最初は毛先を中心に、トリートメントを塗り込みましょう。
毛先から全体にトリートメントを広げる際は、丁寧にクシを動かしてください。

洗い流すタイプのトリートメントを使っている場合は、流す時に髪の毛を揉み込みましょう。
この時に水分とトリートメントが組み合わさり、乳化という反応が起こります。
するとさらに髪の毛に浸透し、指通りがなめらかな状態になるでしょう。

仕上げは熱で浸透させる

全体にトリートメントが行き渡ったら、しばらくは何もせず放置します。
この時にトリートメントが髪の毛に浸透しますが、ホットタオルやキャップを被ってください。
すると、髪の毛が蒸されている状態になります。
熱が加わると、さらにトリートメントが髪の毛に浸透すると覚えておきましょう。

ホットタオルは、電子レンジで簡単に作れます。
水で濡らして、固く絞ったタオルを加熱するだけで良いので、用意してください。
ただ加熱しすぎるとヤケドをするリスクがありますし、髪の毛への負担が大きくなります。
触っても、熱いと感じない温度に加熱しましょう。
そのため数秒から、1分程度で十分です。
そしてタオルで、髪の毛を満遍なく包み込んでください。


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